重なる想いが変える介護社会の未来!訪問看護×チームビルディングが起こす新しい風

マイマイ
風が・・・吹いている・・・!

 

みなさん、「訪問看護」についてどれくらいご存知でしょうか?

 

少子高齢化が進みつづける現代・・・医療従事者は常に不足、医療資源にも限界があります。

医療費が膨らみ続けている近年、入院して治療を受け続けることよりも「最期は住み慣れた家で自分らしく生活する」という考えが広がり、病気や障害を持ちながらも自宅で生活する方が増えています。

そして、自宅で生活する方を支援するための訪問看護ステーションも増えてきています。

 

そんな中、今回はとある訪問看護ステーションの取り組みを取材しました。

 

「介護社会の未来を変えたい!」そんな想いを持つメンバーが集まる訪問看護ステーション。そこにはあったのは、失敗を恐れずに挑戦し続けるチームの姿。

今回はそんなアツイ情熱で突き進む訪問看護チームを紹介します!

 

介護業界に革命を!常に新しいことにチャレンジし続ける訪問看護リハビリステーション「かざぐるま・鶴見」

(左から、【かざぐるま】代表・青木幸司さん、看護師の山賀雄介さん)

 

今回、取材でお邪魔したのは神奈川県横浜市・鶴見区にある【訪問看護リハビリステーションかざぐるま・鶴見(以下、かざぐるま)】。

 

代表・青木さんは【夢と情熱シニアビジネス経営コンサルタント】として複数の介護事業を経営。

名古屋を拠点に生活・事業展開をしていますが、ここ横浜市鶴見のかざぐるまへ週に一度は必ず、自ら足を運んでいるそう。

日々スタッフの生の声を聞き、常に業務の改善・イノベーションに向けた取り組みを続けています!

 

今さらだけどゆるっと解説♪そもそも、訪問看護とは?

その外見とは裏腹に(?!)竹を割ったような気持ちのいい人柄で、明るくオープンな青木さん。

 

訪問看護とは

訪問看護ステーションから、病気や障害を持った人が住み慣れた地域やご家庭で、その人らしく療養生活を送れるように、看護師等が生活の場へ訪問し、看護ケアを提供し、自立への援助を促し、療養生活を支援するサービスです。

全国訪問看護事業協会HPより引用)

 

マイマイ
まぁ・・・“医療や介護が必要だけど家で暮らしている人”のお宅に訪問して、看護(+リハビリ)を必要に応じて提供する仕事ってことですね♪

利用するには基準があり、申請と医師の指示が必ず必要です♪

 

 

個性を伸ばして強みを引き出す!かざぐるまの訪問看護とは?

わたしを呼び出した男、ナースマン山賀。

 

・・・

 

・・・

 

ふつうにイケメンなので、いじりづらい。

 

かざぐるまの訪問看護

横浜鶴見で利用者様が住み慣れたこの地域で、在宅生活が送れるように主治医の指示のもと、自宅へ訪問して看護・リハビリを行っています。フットケア学会に所属する看護師やメディカルアロマを行う看護師、医学部に所属する理学療法士や呼吸器学会に所属する理学療法士が在籍しています。

かざぐるま鶴見HPより引用)

 

看護師・リハビリ「+α」!

個性を伸ばし、“トップダウンではなくボトムアップ”“一人ひとりの強みを生かした事業を”と考える青木さんの思想のもと、個性豊かなスタッフが集まる訪問看護リハビリステーション・・・それが「かざぐるま・鶴見」です!

 

 

2017年11月に開催された「渋谷ナース酒場」の仕掛け人のひとり、ナースマン山賀。

 

・・・

 

・・・

 

うん。

 

ふつうに爽やかなので・・・いじりづらい。

 

マイマイ
まだまだ強み引き出し中?!

そんなナースマン山賀くんの素顔に、後日改めて迫ってみました♡♡♡

 

意外とポンコツ?!山賀くんの紹介記事はこちらから♪

 

で、「チームビルディング」ってなに?

 

マイマイ
聞いたことある気が・・・しなくもなくも・・・なくなくない・・・

そんなあなたのために解説!
(知らなかったのは私です)

 

チームビルディングとは、『仲間が思いを一つにして、一つのゴールに向かって進んでゆける組織づくり』のことです。
もう少し言葉を補うと、『仲間が主体的に自分らしさ、多様性を発揮しつつ、相互に関わりながら一丸となって共通のゴールを達成しようとチャレンジする、そうした組織をつくるための取り組み全般』と言えます。
また、そのために開発された手法やプログラム、研修そのものを「チームビルディング」と呼ぶこともあります。

チームビルディングジャパンHPより引用)

 

思いを共有し、目標に向けて組織としての方向性を合わせていく取り組み、チームビルディング。

今回、かざぐるまで行われたのはチームビルディングのためのワークショップです。

 

テーマは「信頼」「寄り添い」「イノベーション」!理解・共有から生み出す個人の自立とチームの調和

講師・ファシリテーターご紹介

◆井上 真梨子さん(写真右)
ファシリテーター/キャリアカウンセラー。
NPOや企業で人事・教育分野のマネジメント経験を持ち、現在フリーランスで人材育成、人事管理の分野で活動する。

◆今田 美玲(みすず)さん(写真左)
ワークショップデザイナー/ファシリテーター。
企業、地域、教育機関の分野で活動し、スモールチームづくりのためのコミュニケーションの場作りや人材育成を行う。

 

チームビルディングのゴールイメージ
・メンバー同士の価値観を理解する
・ひとりひとりが自分の役割を認識する
・自主性・主体性を持つ

 

同じ事業所で毎日顔を合わせていても・・・日々の忙しさの中、スタッフ同士で面と向き合って話す機会は意外と多くはないもの。

そこでワークショップを行い、出された課題に沿って意見を出し合うことは、チームメンバー同士の理解が深まり、お互いに意見を出し合うことで自分自身にも気づきがあり、自他ともに新たな発見を引き出すことにつながります。

 

新たな産業が次々に生まれた「生産」「競争」の時代から「選択」「シェアリング」の時代へ・・・現代社会は変革の過渡期。

「言わなくても察しろ」「見て覚えろ」といった風潮は少しずつ薄れ、積極的にお互いの情報を共有し合い、世代や意見が違う人同士で足りない部分を補い合い学び合う・・・教育・労働現場にも少しずつ変化の波が押し寄せています。

 

マイマイ
それでもシャイな日本人・・・

なかなか自分からは言えないこともあるよね?

 

言葉にするからこそ・・・自分の思考が整理され、相手に伝わり、共有することから相互理解が深まり・・・新しい意見が生まれます。

それでも普段、自分から本音をさらけ出すことに慣れていない人が多い日本社会。

 

こうしたワークショップを通した強制的なアウトプットの場をつくることで、個人にとっても組織にとっても「再認識」「意見のすり合わせ」「新しい気づき、発見」の機会が生まれます。

 

アウトプットすることで深まる自己認識と他者理解!普段近くにいるからこそ見えないことを引き出し合うペアワーク

 

二人一組となり、課題に沿って「お互いにインタビューし合う」ワークショップ。

悩みながら自分の想いと伝える言葉を探し・・・熱く語り合うかざぐるまスタッフ。

 

看護・リハビリスタッフだけではなく、代表・青木さんもいちメンバーとして本音を語ります。

 

マイマイ
病院と比べると・・・

訪問看護ステーションは役職や職種・キャリアによる垣根がない・・・!

 

青木さんは、従業員の“一人ひとりが経営者”となり、”自分の強みを生かした事業で自立”していくことを望み、そのために惜しみない教育・支援を行っています。

社長と社員の垣根がないかざぐるまには、青木さんを慕い「介護社会を変えたい!」と本気で願う熱いメンバーが集まっています!

 

相手を知り、己を知る!理解・共有から探す”自分”の役割と”みんな”のビジョン

ペアワーク後・・・インタビューで出た意見や想いを、チーム全員でシェアします。

 

 

 

介護社会の現状を未来を明るく変えたい!日本を変えて世界に届けたい、かざぐるまスタッフの想い

かざぐるまスタッフが描く未来予想図(シェアで出た意見)
・「かざぐるま式」の看護・介護メソッドが日本を変える
・介護難民の人が地域で安心して暮らしている
・一企業から始まった取り組みが、日本中の病院・地域で採用される
・在宅医療業界の革命を、世界に輸出する

 

地域に根付き、介護社会の現状に革命を起こすようなシステムをつくり・・・

地域から日本全国へ。そして世界へ・・・。

 

個性豊かでありながらも、それぞれの描く円と円が重なるような理想の社会。

それはあくまで、“今想い描く理想”です。

 

「無理だ」と思う方もいるかもしれません。

 

それでも、チャレンジしてみなければ分からないことが世の中にはたくさんあります。

 

現状が変わらない人は、「無理だ」「失敗が怖い」と思って何もしない人です。

 

 

「なんでもやってみろ!」と温かく背中を押してくれる環境。

 

最初からうまくいかないのも、失敗するのも、ごく当たり前なこと。そこから学んで試行錯誤していけばいい。

 

あるとき、高齢の方の横で静かにまわる風車を見て、やさしく寄り添うように吹く「そよ風」をイメージして「かざぐるま」を命名したという青木さん。

 

そよ風から・・・いつかは爆風へ?!

青木さんの周りには、想いに共感し集まった仲間たちのアツイ風が吹き続けています!

 

革命の風を吹かせたい!希望と情熱で何事にも挑戦しつづける仲間が集まる場所「かざぐるま」

 

情熱を持つ仲間が集まるかざぐるま。

かざぐるまでは「こんな理想を語ったらバカにされるかも・・・」なんて思うようなことでも真剣に、だけど明るく楽しく、本音で語り合えます。

そして一見無謀かもしれないことにもチャレンジさせてくれる、心強い環境があります。

 

失敗してもいい。

どんどんやろう。一緒にやろう。

 

「かざぐるま・鶴見」は、そんな訪問看護リハビリステーション。

 

マイマイ
訪問看護、なんだか楽しそう?!

そう思った方は一緒にかざぐるまを応援しましょう♪♪♪

 

かざぐるまが気になった方は・・・まずは気軽にスタッフと交流してみてはいかがでしょうか?

 

 

一人ひとりの描く未来は、少しずつ違うもの。それでいいんです。

それでも今回のチームビルディングを通して、それぞれのメンバーが「重なる理想の未来」を再認識し、改めて強く結びついたことをわたしは感じました。

 

写真で追いかける変化!回を重ねて深まるいっそう高まるチームの絆

 

全三回にわたって行われた、かざぐるまのチームビルディング。

レポートでは二回目の様子をお伝えしましたが、後日第三回・完結編にも密着してきました!

 

 

マイマイ
みんな、表情が豊か♡

前回よりも意見交換が活発!

 

チームビルディングという機会があったことでより深くお互いを知り、重なる想い・目標を共有できたかざぐるまのメンバー。

 

個人の描く理想の未来、チームの描く理想の未来を実現するために、チャレンジしつづける個性豊かなメンバーが集まる場所、かざぐるま。

わたしはそんなかざぐるまの挑戦と、みんなの健康と幸せを応援していきます!

 

 

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